浅野祥雲 作品 再生プロジェクト ~野外彫刻の修復・保全活動に向けて

桃太郎神社第2次修復活動(10月19日・21日、11月2日)

桃太郎神社修復活動 当初予定の10月19・20日のうち2日目が雨で中止となり、21日と11月2日に仕切り直し、3日間でのべ100人以上のボランティアが参加してくれました。

修復したのは本殿周りの11体+桃形鳥居。うち祥雲作品は出陣桃太郎+家来3匹、赤鬼青鬼、涙を流す赤鬼、そして鳥居のてっぺんに掲げられた額。一部、祥雲さんの作品ではないものも混じっていますが(鳥居と鳥居下の家来3体、龍)、合わせて塗り直しを行いました。

ハイライトは高さ約6mの桃形鳥居。『桃太郎神社』と書かれた額も鉄筋コンクリート製で祥雲さんの作。額は華やかに、鳥居はグラデーションでおいしそうによみがえりました。

 

桃太郎神社修復活動

 

桃太郎神社 第1次修復活動(2012年10月13・14日)

桃太郎神社修復活動

桃太郎神社修復活動 桃太郎神社は五色園と並ぶ祥雲さんの最重要スポットのひとつ。地元の有志の会主催で、3年計画で像の修復を行うこととなりました。

参加者は実にのべ約200名。市長さんの陣中見舞い、地元在住お笑いタレントの体験取材、ご当地漫才コンビの出し物ありと、にぎやかな催しとなりました。

境内の44体の作品中15体を修復(祥雲作品以外も含む)し、作業後は参加者全員での正式参拝も。宮司さんはじめ桃太郎公園内の食堂の方々、市の職員さんなど、地元の皆さんが全面的にバックアップしてくれた上、心から喜んでくださり、非常に有意義な活動となりました。

 

桃太郎神社修復活動

 
 

修復活動は2013年、2014年にも開催の予定です。
当分は春・五色園、秋・桃太郎神社と年2本立てで開催していきます。
詳細が決まりましたら当ページにてご案内いたします。

 

五色園修復活動のもよう 桃太郎神社修復活動のもよう

 

管理人プロフィール

大竹敏之
おおたけ・としゆき
名古屋在住のフリーライター。1965年愛知県常滑市生まれ。 ライフワークは珍名所探訪と浅野祥雲研究。
雑誌、新聞、Webなどの各種媒体に名古屋情報を発信。 Webガイドサイト『All About(オールアバウト)』では名古屋ガイドを務め、こちらでもグルメ、観光情報に混じってこそこそとB級スポットネタを発信している。

著書
『名古屋真相追Q局』(1997年、海越出版社)
共著:温泉太郎 『東海発 バカルト紀行』(2004年、風媒社)
『東海珍名所九十九ケ所巡り』(2009年、デイズ・中部経済新聞社)
『名古屋の喫茶店』(2010年、リベラル社)
『名古屋の居酒屋』(2011年、リベラル社)
『名古屋メン』(2012年、リベラル社)
『続・名古屋の喫茶店』(2014年、リベラル社・星雲社)
共著:森下えみこ『ご当地グルメコミックエッセイ まんぷく名古屋』(2014年、メディアファクトリー)
コンクリート魂 浅野祥雲大全(2014年、青月社)

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